長年オーナーが集めていた、ヨーロッパ各国の錠前を
ずらり並べてご紹介いたします。
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(2009.12.1)

もうずいぶん前になりますが、パリを初めて訪れた時に行った蚤の市で、まるでクマの顔のような形をした錠前に出会いました。

自宅で並べて飾っている「クマ」たち。

日本では「南京錠」と呼ばれているがっしりとした大ぶりの錠前です。 その愛らしいフォルムに惹かれて、いろんな国の蚤の市に行くたびになんとなく探すようになり、トリトンカフェを開いてから何度か販売もしたのですが、ここ数年はあまり表に出さず密かに集めていました。

なぜこんな形になったのか、いろいろ調べてみたり、古い道具に詳しい方に聞いてみたりもしたのですが、なかなかはっきりとした情報が出てきません。 おそらく19世紀末か20世紀初頭くらいからあるらしい、そして、何か特別に訳があってこの形になったのではなくて、構造上こうなったのでは?ということがわかってきました。でもこの形、なんとなくこうなった、では済まされないような形だと思いません? クマの顔のようでもあり、カエルの顔のようでもあり、とにかく魅力的でいくつも集めてみたくなります。フランスでは、この錠前をモチーフにしたボタンやオブジェもたくさん出回っているとも聞きました。やはり、みんなが好きな形なんだなあと納得です。

古い錠前には他にもいろんなかわいい形のものがあります。三角だったり四角だったり、ころんと丸いものだったり、とても分厚かったり。クマ顔のものに限らず、古い錠前それぞれの持つ個性ある形には、味わいがありますよね。これからも少しずつ、集め続けていきたいなあと思っています。

いろんなカタチの錠

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